教育問題 | 今今と今という間に今ぞ無く 今という間に今ぞ過ぎ行く by道歌

教育問題

最近ゆとり教育が問題となっています

文部科学省が言うには「生きる力を身につける」ということですが

自分が考えるにそれは家庭を始めとした地域社会が行うことだと思います

ではなぜそれが学校で行われなければならない事態になってしまったのでしょう?

それは言うまでもなく地域社会の教育力の低下が原因でしょう

自分の住んでいる地域では小学校のころ「子供会」といわれる保護者主催で

子供にいろいろな経験をさせるものが存在していてそれがいわゆる

地域社会による教育になっていました

では、現在どうなっているかといえば子供会は保護者の負担増から参加する

家庭が減り、衰退してしまっています

これが地域社会の教育力の低下の最たる現われと考えられます

保護者の負担増とは具体的には何かといえばいわゆる経済苦から来る「共働き」

が一番初めに思い浮かびます 

これは構造的な問題で経済問題が直接関わってきますので一筋縄では解決できないでしょう

自分はさらに問題はこれだけではないと考えています

保護者の考え方の変化も非常に深刻だと考えています

つまり、「生きる力」を学校教育に求め始めているのです

これは地域社会が教育力を失っているのは構造的な問題だけではなく家庭における教育

イデオロギーの変化が根底にあることを意味しています

これからの社会においてはこのイデオロギー変化が教育に与える影響を

しっかり考えていかなければならないと思います

以上個人的に今感じていることを書き連ねてみました

反対意見や賛成意見があればぜひ聞かせてほしいです

これからが非常に心配です・・・