福田さん出馬断念
元官房長官である福田さんが次期総裁選への
出馬を断念しました
福田さんは中国外交にも通じていて、小泉外交に
対して異論を唱えてきました
そういうわけで福田さんが出馬するとなると、外交
がらみの話題が焦点になるであろうと予想されていました
しかし、出馬を断念するということで外交の重要課題が
きちんと議論されないことになればこれは非常に残念な
事であると言わざるを得ません
福田さんのいうような靖国に焦点が先鋭化することは
国益に反するという意見には賛成しかねます
今、最も国民が懸念している問題のひとつである
外交問題において最も先鋭化してきている部分に対して
政治として何らかの方向性を示すことができなければ
政治家としている意味がありません
福田さんは年齢なども不出馬の理由に挙げていますが
政治家で70なんてざらにいますし、おそらくわざわざ
負け戦に多大なエネルギーを注ぐことに躊躇したのでしょう
今まで、自分なりに期待していた方がこのような
ふがいない判断をしたことに、がっかりします
今後、経済に関しては小さな政府志向という流れは
誰が次期総裁になってもあまり変わらない可能性が高く
外交こそ、争点化すべき話題でした・・・・
今回の不出馬宣言は残念なものですが、国民としても
候補者たちの外交姿勢を注視すべきでしょう
自分にとっては親会社の社長が誰になるかという問題でも
あり、気になるところです