北朝鮮問題と憲法9条 | 今今と今という間に今ぞ無く 今という間に今ぞ過ぎ行く by道歌

北朝鮮問題と憲法9条

最近記事を書く度に久々ですみませんと


書くようになってますね・・・・


なかなかまとまった時間を使ってブログを


書く時間が無くて、途中まで書いたりしても


時期を逃して投稿し損じたりしてました


さて、今回は北朝鮮問題について


少し考えてみたいと思います


とはいっても、もう北朝鮮専門家や


軍事ジャーナリストが分析をあちこちで


発表しているので、おおよその論点は


洗われているのかなぁと言う気がします


正直言って、危機管理という言葉に国民が


踊らされすぎないことが大事ではないかと


感じています


というのも、北朝鮮が現実にミサイルを


使う、あるいは核弾頭を自爆テロに使う


などと言うことになった場合、確実に


北朝鮮は滅ぶことになるので、基本的には


自衛のための核技術だと考える方が


正しい認識でしょう


そうであるならば、日本としては、あまり


あたふたしないことが大事です


現状では相手が暴発する可能性は


きわめて低いので、むしろ現実に


起こりえる事態に対して対処法を


考えるべきでしょう


例えば、バイオテロのように犯人が


特定しにくく、北朝鮮が行ったという


証拠が挙がりにくい攻撃はいかにも


あり得そうな事態であると考えられます


このような事が起こった場合、日本の


対応はどうするのかという話は


ミサイルのように明らかな攻撃があった


場合よりも複雑であると考えられます


今回の危機管理→周辺事態→憲法9条


という一連の連想ゲームは自民党の


憲法9条改正議論にとっては非常に


有利な材料であると言え、マスコミの


煽る報道も相まって、国民の判断能力を


鈍らせる効果があるという懸念を抱くのは


自分だけでしょうか


日本は平和原則の国であるというベースを


見失いかけている国民が多くなっているのは


憂えるべき事態であるように思えます


そういうと、もし北朝鮮がミサイルを撃ってきた


らどうするつもりだという人がいますが


もし本当に撃ってきたら、なし崩し的に


アメリカ主導の戦争に突入することは


ほぼ間違いないと思われるので、その時の


日本に選択肢は残されないでしょう


そう考えるならば、撃ってきたときのことを


考える事の意味が薄い気がします


また、日本が先制攻撃をすることは


国際社会的にもあり得ないので、本当に


ミサイルが発射されたら、1発目は


まともに食らい、その後、なし崩し的に


戦争突入→数日後に北朝鮮消滅


というシナリオにならざるを得ないでしょう


なので、撃ってきたと想定して議論を


するくらいなら、撃たせない議論を


すべきであると考えられます


そうなると、今回の北朝鮮の問題を


持って、憲法9条改正の議論を


巻き起こすのはいかがなものかと思います


アメリカの臨検→武力衝突→戦争


のパターンの場合、日本にミサイルが


当たっていないので議論する余地が


ありますが、その場合明らかに周辺事態


になるので、憲法9条は関係ないですし


ミサイルが当たれば、否応なしに


戦争状態は避けられません


北朝鮮も一発撃ってしまったら後は


攻め続けるしかできないはずなので


自衛の為やら何やらで戦争です


ということで、憲法9条に関しては


現在国民が踊らされているだけで


実際にはここであえて変更する意味に


乏しいと思われます


多少過激な推測を唱えてしまいましたが


要するに、北朝鮮問題と憲法9条を


結びつけて、国民の危機感を煽る


現在の政府、マスコミのあり方に


異様さを感じざるを得ない人間の


つぶやきといったところでしょうか


来年からは国家公務員倫理規定などに


引っかかって言えないような内容を


書いてしまったなぁという感じがします。。。